当たるも八卦当たらぬもはっけよいのこったのこった

占い師になるのにはなんの資格も要らないので、それで食っていけるかどうかはともかく、なろうと思えば誰でもなれます。私もこのブログで以前にちょっとした占いをしたのですが、当たるも八卦、当たらぬも八卦のその占いの結果が出る日が近づいてきています。

この占いが当たるかどうか、いままで紹介してきた刑ま系ブログの中で私が勝手に「刑ま系三大ブログ」と考えている「南雲研究室」「野田すかの裏モノライター奮闘記」「ちゃんちゃんのたわごと」あたりでどのように取り上げるか注目しているところです。「野田すかの裏モノライター奮闘記」は残念ながら容量を使い切ってしまったため更新終了となったみたいですが、他の2ブログは更新を続けていますので、光市事件の差し戻し審判決公判を受けてどうするのか、相変わらず馬鹿なたわごとを書き散らすのか、弁護団についてはスルーするのか、あるいは判決公判自体をスルーするのか、ちょっと楽しみです。
光市事件弁護団懲戒請求問題について、大本(差し戻し審が広島高裁という意味で)の広島弁護士会も先日問題なしと判断しました。当たり前と言えば当たり前ですが、そのような当たり前の判断が気に入らない馬鹿というのは世の中にいるものでして

【光市母子惨殺】 “「屍姦したのは、生き返らせるため」などの主張、被害者侮辱ではない” 弁護団、処分せず…広島弁護士会★2(2ちゃんねる)
100 名前:名無しさん@八周年[] 投稿日:2008/04/06(日) 12:27:24 id:v1yTubMM0
被告人の言い分に沿っていれば何でもいいわけじゃないと思うんだが…
被告人の利益と真実発見の要請を両方考慮しなければならんのが弁護士倫理だと思うし、
そもそも荒唐無稽な話ばかりなら被告人の利益にもなってないだろう

いるんですねえ、こういう人。弁護人には消極的真実義務、つまり証拠を捏造したりしてはいけないとかはありますが、積極的真実義務はありません。真実の発見というのは刑事裁判の目的のひとつですが、裁判において真実を発見するために弁護人に課せられた使命が「ただひたすら被告人の味方をすること」です。被告人の利益になっているかいないか、最終的に判断するのは被告人です。被告人が「どれだけ頑張って筋道立てて理解しようとしても荒唐無稽にしかならないこと」を言っていれば、弁護人の主張も荒唐無稽になります。その場合、当然「君の言い分は荒唐無稽で説得力がない。そのような主張では裁判官を説得することはできない。私も信じられない。もし罪を逃れようとしてウソデタラメを並べ立てているのだったら、そのようなことはすべきではない。君のためにもならない。しかし、『そうではない、信じられないかもしれないが、本当のことなんだ』と言うのであれば、私は君の主張に沿って全力で弁護する。」ぐらいのことはいいますが(もっと優しい言い方で)、「荒唐無稽になるから君の主張に沿った弁護はしない」とはいいません。

303 名前:名無しさん@八周年[sage] 投稿日:2008/04/07(月) 11:30:43 id:HwFMtu1q0
被害者が侮辱と感じたから被害者侮辱だろ
無能な弁護士共はさっさとクビになってね

被害者が侮辱と感じる弁護方針を採ってはいけない、というのならあほすぎる。本件に限らず、否認事件の被害者はたいてい侮辱と感じてしまうわけです。福島事件の被害者も「侮辱されている」と感じています。さて、福島事件の弁護方針は間違っているでしょうか。ここで「光市事件の被告人はウソデタラメ並べているのに対し、福島事件の被告人は真っ当なことを言っているから、光市事件の弁護方針は許されないのに対し、福島事件の弁護方針は許される」と言い出す人がいれば真正の馬鹿なんですが。