周りの意見に耳を貸さないのか

地下に眠るMさんのブログでDQNameのサイトが紹介されている。

これについて地下に眠るMさんは『ここを訪れては、「新顔」の名前を確認して恐怖に打ち震え、親の愚かさを呪いつつ笑い、子供の将来に幸多かれと祈るわけにゃんね。』って書いてるんですが、本当ですね。このページで上位にランクインしている名前は、もう笑うしかないレベルのものが並んでいるわけですが、その笑うしかない名前を付けられた子供たちが一番の被害者なわけですよ。本当に、子供たちがかわいそうでなりません。
そりゃさあ、母親がハイになってかわいい名前を付けたがる気持ちはわかるよ。お腹を痛めて産んだかわいいかわいい赤ちゃんが目の前にいるんだもの。かわいい名前を付けたいよね。でもね、子供というのはいつまでもかわいい赤ちゃんのままじゃないんだよ。
このサイトで現在20位にランクインしている黄熊(ぷう)くん、もし苗字が熊野だったら完璧なのだが、彼が将来北町奉行に就任してお白州で啖呵を切る羽目になったら、親はどうするつもりだ。「このプーさんの桜吹雪、散らせるものなら散らせてみやがれ!」と言った瞬間、お白州は爆笑の渦になるぞ。
そういう名前をつける親は、他人の意見をどう考えているのだ。たとえば茶々丸くんの名付け親である母親の言葉であるが

茶々丸(ちゃちゃまる)くんの過去ログ
名付けサイトで見つけてこれだ!と思いました♪
じーじとばーばからは「お願いだから考え直して」と言われましたが押し切って出生届を出しました。

…押し切るなよ。
「お願いだから」とまで言われてるんだから考え直せ。親族一同揃って馬鹿ならどうしようもないけど、せっかくまともな人間が周りにいるのに。
そういうDQNameに関するエピソードを目にして、いつも考えてしまうのは我が子のことである。うちの子も、一方の親がDQNであったためにDQNameを提案された。周りが揃ってDQNならその名前が付いていたところであるが、もう一方の親がまともだった。配偶者を説得し、きちんとしたまともな名前を付けたのである。彼は今、両親の愛情のこもったまともな名前の下、元気に育っている。親、特に出産直後の母親がハイになってDQNameを提案してしまうのは仕方ない面もあるが、子供のことを第一に考えて、冷静になって検討してほしいものだ。
まあ、うちの子の場合、DQNameを提案したのは父親の方なのであるが。