第八回雑文祭の条件について考える

過去3エントリーにおいて第六回、第匕回、第七回雑文祭のお題をこなしたエントリーを書いた際にふと疑問に思っていたのだが、書き出し条件の先頭が不定である場合、それは条件足りえるのだろうか、一例であるが「○○は私の大好物である」という書き出し条件であったとして、「金平糖は私の大好物である」が問題なしなのは当然として、複数の文節からなる「エビス堂の金平糖は私の大好物である」は問題ないのか、あるいは読点を含む「エビス堂こだわりの品、金平糖は私の大好物である」はどうなるのか、さらにカギ括弧を含む「エビス堂こだわりの品、『金粉金平糖』は私の大好物である」などが条件を満たしているといえるのか、疑問は尽きず、さすがに句点が含まれていたり、段落が変われば無効だろうが、同一段落同一文内なら問題がないような気がするが、そうなると、本文より書き出しの方が長くなっていてもいいのかとか、あるいは書き出しと結びとの間に文章がなくてもいいのかとか、考えれば考えるほど結論が出ないような気がして、第八回雑文祭が現在開催中なのだが、この雑文祭の書き出し指定がまさにそのようになっており、書き出し条件の先頭が「○○」となっているのだが、これは実際に「○○」という文字を使えということではないし、2文字に限定されているわけですらなく、複数の文節で構成されていたり、カギ括弧や読点が含まれていても問題なしで、たとえば「8回にちなんで総文字数2888字」はカギ括弧が含まれており、「シッタカブリオーネ 『連絡放置』」や「「ゴルコンダ」」では読点が入っていて、さらに「http://www.kangaeta.com/fp/2008/03/post_267.html」に至っては読点が三つも入っているわけで、もはやこれは書き出し条件になっていないのではないか、大きな疑問を感じざるを得なく、昔はそのような疑問点を感じたら、いちいちメモに書いてしまっておき、後は、机の引出しの奥に忘れていたものだった。
とっぴんぱらりのぷう。

http://homepage3.nifty.com/turq/z8.htm

  • 書き出し: ○○は、机の引出しの奥に忘れていたものだった。
  • 縛り: 金平糖を文章のどこかに入れる。
  • 結び: とっぴんぱらりのぷう。