橋下弁護士を応援しましょう!

大阪では、電車内で女子高生の会話に耳を傾けてはいけない。いきなり吹き出してしまうことを防ぐためである。

上記がネタでなく本当のことであるぐらい、大阪はネタの街である。大阪人の会話にネタが登場しない時はなく、話には必ずオチをつけるのが大阪における大切なマナーとなっている。
それは府政においても同様であり、現知事こそは太田房江氏であるが、その前は横山ノック氏であった。ネタの街大阪の知事は、芸人こそがふさわしい。現知事が芸人でないことに、大阪人の一人として非常に残念に思っていた所である。
しかし、さすがは自民党府議団、やってくれた。

 来年1月27日投開票の大阪府知事選で、自民党は4日、大阪弁護士会所属の橋下(はしもと)徹弁護士(38)を擁立する方針を固めた。本人も了承しているといい、今月中に記者会見を開いて正式発表する見通し。

なんと橋下弁護士に出馬要請である。彼はバラエティー番組を中心に活躍している、知名度だけなら大阪を代表するお笑いタレントである。
やはり大阪はこうでなければいけない。大阪府知事に求められる資質は、1にお笑い2にお笑い、34は桂、5にお笑いである。はっきり言って、政治的手腕などどうでもいい
彼が知事に就任してくれれば、まともになりかけている(*1)大阪府政を、再び混乱の渦に落としてくれるだろう。今から期待に胸がふくらむ。

と、思っていたら、

 橋下氏の法律事務所には、この日午前10時30分ごろ、橋下氏本人から「今は山口県光市の母子殺害事件差し戻し控訴審を巡る損害賠償請求訴訟の対応に追われており、知事選には出馬しない」との電話があった。

断ったらしい…空気読め

(*1)…「まとも」というのは大阪人にとって最大の侮辱である。