最後の決戦

いよいよ明日、東京ドームで今季最後の巨人阪神戦です。
ここまで両チーム、勝率勝数全く同じで同率首位に並んでいます。最後まで並んでいた場合は直接対決成績により巨人の優勝となりますので、阪神がやや不利ですが、ここまできたらもう明日にすべてを賭けるだけでしょう。
明日勝った方が優勝するような気がします。阪神はこういった大一番は過去にことごとく負けてきましたが、明日こそは勝利をものにしてほしいものです。
って、明日勝って、その後巨人は横浜ヤクルトに三連勝、阪神は横浜に連勝するも最後の最後に中日に負けて二位なんて結果になったら脱力しますけど。そうなったら、なんと巨人は一度もマジック点灯しないままの優勝になります。もし阪神が二位に終わるなら、それぐらいの面白いネタを提供してほしいです。

10.8で決まりそう

今日は阪神巨人共に勝ちました。阪神は8−3と五点差勝利、巨人は3−0と完封リレーと、見た目は余裕を持って勝てたように見えますが、内容的にはどちらのチームのファンも冷や汗ものだったでしょう。
残り試合は、直接対決を除くと阪神が中日1ヤクルト1横浜2、巨人がヤクルト2横浜1です。こうなるといよいよ10.8で大勢が決まりそうです。阪神は今日も藤川が2イニング投げ、さらに明日明後日と連戦ですから不利は否めません。
中継ぎ抑えがフル回転している中きついところではありますが、明日明後日連勝して東京ドームに乗り込んでもらいたいです。

負けに等しい引き分け

今日デーゲームで中日が巨人に勝ったため、いったん阪神に八度目のマジックが点灯しましたが、ナイトゲーム阪神がヤクルトと引き分けたためまたまた消滅しました。なんというか、ヤクルト強ええ。展開的には勝ちに等しい引き分けといえるんですが、今の星勘定では、同率同勝数では巨人の方が上になる関係上、引き分けは負けに等しいです。
CS出場を賭けた三位争いは、今日中日が勝って(広島も負けましたが)確定しましたが、首位争いがもつれるもつれる。最終戦までもつれそうな勢いですね。

5点リードで安心して帰宅したら逆転負けしていたでござる、の巻

えー、昨日のヤクルト戦で、5−0から7,8回にJAFKが合わせて7点取られて逆転負けし、7度目のマジック消滅となりました。例の光市弁護団の損害賠償請求事件の判決があったりして興味深い話題も多いんですが、それどころではありませんね。
出先で5−0で勝っているのを確認し、ほっとしていたんですが、野球は怖いですね。好投の先発安藤を6回で降ろしたのが裏目に出ました。ネットで経過を確認したんですが、やはり久保田は怖い。
前回、残り試合から今後の予想をしてみたんですが、ヤクルトに一敗は仕方なしと思っていました。まああの予想自体がかなり阪神寄り、つまりは私の希望を含んだものだったんですが、それにしても6連戦(ヤクルトとは4連戦)の初戦で、中継ぎ抑えを総動員して逆転負けとは痛すぎます。
その時点ではあまり考えてなかったんですが、ヤクルトとしては、チームとして勝ちたいという気持ちがあるのは当然として、営業サイドに阪神にすんなり勝ってもらっては困るという思惑もあるでしょう。神宮の最後の巨人戦が消化試合になっては困りますから。私がヤクルトの営業だったら、巨人にマジックがついた状態で、つまり巨人が優勝を賭けて神宮に乗り込んでくる展開を望みます。それは営業サイドとしては当然の願いですし、その思惑はチームにも伝わっているでしょう。
昨日の敗戦を引き摺って、連敗してしまうようだと終戦の足音が聞こえてきます。気持ちを切り替えて今日のヤクルト戦に臨んでほしいです。

残り9試合

ペナントレースも大詰めとなりました。セントラルリーグは現時点で、阪神と巨人が同率首位で並び、さらにCS出場のかかる三位争いも広島と中日が同率で並ぶという激戦になっています。
ここで阪神と巨人の優勝争いについてちょっとみてみましょう。先にセントラルリーグの順位決定方式について述べておくと、勝率>勝数>直接対決成績>前年度順位の順になっています。直接対決成績で阪神の負け越しは決まっていますから(まあ仮に五分でも前年度順位は巨人の方が上)、阪神が優勝するためには巨人を勝率で上回るか、勝率が同じなら勝数で上回らなければなりません。さて、両チームの優勝ラインは以下の通り。

阪神(残9)巨人(残8)
88勝9-0 .619
87勝8-1 .6138-0 .617
86勝7-2 .6067-1 .610
85勝6-3 .5996-2 .603
84勝5-4 .5925-3 .596
83勝4-5 .5844-4 .589
82勝3-6 .5773-5 .582
81勝2-7 .5702-6 .574
80勝1-8 .5631-7 .567
「一つでも多く負けたほうが負け」という、とてもわかりやすい状況です。連勝が止まったとはいえ、今の巨人の調子からいえば、極めて小さい可能性とはいえ、残り全勝もありえない話ではないと思います。そうなれば阪神の優勝はなくなるんですが(直接対決が一試合残っているので巨人が全勝した場合阪神全勝はありえない)、そんな後ろ向きな予想をしていても仕方ないので、残りの日程から双方の戦いをみていきます。
まず、双方の残りの対戦相手です。

  • 阪神 巨人1広島1中日1ヤクルト4横浜2
  • 巨人 阪神1広島0中日3ヤクルト2横浜2

これだけ見ると、苦手の中日戦を3つも残している巨人がやや不利だと思います。中日も熾烈なCS争いをしているわけですから、阪神や巨人に劣らぬぐらい、もしかしたらそれ以上に、必死のはずです。中日にはなんとか一つ、できれば二つ勝ってほしいところです(贅沢言えば三つともですが)。阪神はその中日戦、およびその中日とCS争いしている広島戦をそれぞれ一つずつ残しています。両方勝ってもらいたいのは当たり前ですが、どちらか一方を落とす可能性は否定できません(両方落とす可能性ももちろんありますが、そうなると終戦の足音が聞こえてきます)。となると、広島中日相手に阪神は一敗、巨人は一〜二敗はしそうだなと思えます。
次に残りの日程を見てみます。

 阪神    巨人   
28日(日)      中日(ナ)  
29日(月)広島(甲)        
30日(火)中日(甲)  横浜(横)  
1日(水)            
2日(木)            
3日(金)ヤクルト(神)      
4日(土)ヤクルト(神)中日(東)  
5日(日)ヤクルト(神)中日(東)  
6日(月)ヤクルト(神)
7日(火)横浜(横)        
8日(水)巨人(東)  阪神(東)  
9日(木)      横浜(東)  
10日(金)横浜(横)  ヤクルト(神)
11日(土)      ヤクルト(神)
残り対戦相手だけを見ると阪神が少しだけ有利に思えましたが、日程を見ると途端に阪神が不利に思えます。まず、30日の甲子園中日戦を最後に残りはすべて敵地での戦いになります。そしてヤクルトとの残り4戦ですが、これが来月3日から神宮球場で四連戦です。昨日の甲子園決戦前の横浜四連戦が三勝一分でしたが、それを超える四連勝は流石に厳しいでしょう。そして、今の星勘定では引き分けは負けと一緒です(最初に書いたように、同率同勝数では巨人の方が上になる)。さらに10.8東京ドーム決戦が六連戦の最後になります。前の東京ドーム天王山三連戦、さらに昨日の甲子園決戦で全部負けている中、これを勝つのは非常に厳しいです(勝ってもらわなきゃ困るんですけど、客観的に見るとこの条件で勝つのは厳しすぎる)。巨人は10.8東京ドーム決戦から四連戦になりますが、この時期だとヤクルトも消化試合に入っている可能性が高く、負けは期待できないでしょう。
まとめると、阪神は広島か中日に一敗、ヤクルトに一敗、巨人に一敗で、横浜戦を二つとも勝ってもらったとしても、計三敗になります(それでも6勝3敗ですからいい成績なんですが)。一方の巨人は、負けが期待できるのはせいぜい中日に二敗です。その場合、阪神は二位に終わってしまいます。
そうなるともう、なんとしても10.8に勝ってくれとしか言いようがないんですが、実は一つだけ期待していることがあります。それは9月30日の横浜巨人戦です。
横浜は現在10連敗しています。確かに横浜は今季調子が悪く、すでに40を超える借金を抱えているんですが、それでも10以上の大型連敗はそうそうありません。そろそろ止まる頃じゃないかなと思っています。巨人が30日の横浜戦を落とすようなことがあると、一気に阪神有利になるように思います。

いい試合でした。

今季最後の甲子園での伝統の一戦、惜しくも敗れました。これで巨人がまた同率首位に並んできました。観てるだけで疲れましたけど、いい試合だったと思います。。
ここまで来たら、残りの試合はすべて、特に東京ドームの最後の巨人戦は、すべからく勝たんとする気持ちで戦ってほしいです。まあ、私なんかが言わなくても、チームの皆がそのつもりでしょう。
残り9試合、胃の痛い日が続くことになりますが、頑張って応援していきます。